理事長ごあいさつ
当院は地域医療に奉仕する社会福祉の医療機関として昭和12年に発足した歴史ある病院です。ベッド数158床の中規模病院としてJR中央線の国分寺駅と西国分寺駅の中間に位置し、まだ武蔵野の面影の残る場所にあります。
外来では予防医学に力を入れており、国分寺市や近隣企業の健康診断や人間ドック、保健指導を積極的に実施しています。また、在宅往診や地域の福祉施設の協力医療機関として、地域の医療福祉に貢献しています。
国分寺病院理念
【地域に根差した医療・福祉・予防医学サービスを提供します】
基本方針
- 健康増進・疾病の予防・治療にとりくみます。
- 患者様に公正な医療を提供します。
- 患者様とご家族のプライバシーを尊重します。
- 在宅医療・福祉サービスを重視して地域社会に貢献します。
病院沿革
施設基準届出に関する事項
当院では下記の施設基準の届出を行っております
基本診療料施設基準
- 情報通信機器を用いた診療に係る基準
- 機能強化加算
- 診療録管理体制加算2
- 医師事務作業補助体制加算1(50対1)
- 医療安全対策加算2
- 感染対策向上加算3
- 患者サポート体制充実加算
- データ提出加算2・4
- 入退院支援加算1
- 認知症ケア加算3
- 回復期リハビリテーション病棟入院料3
- 地域包括ケア病棟入院料1
特掲診療料施設基準
- 糖尿病透析予防指導管理料
- ニコチン依存症管理料
- がん治療連携指導料
- 薬剤管理指導料
- 検査、画像情報提供加算及び
- 電子的診療情報評価料
- 在宅療養支援病院(機能強化型・単独型)
- 在宅時医学総合管理料及び
- 施設入居時等医学総合管理料
- 時間内歩行試験及び
- シャトルウォーキングテスト
- CT撮影及びMRI撮影
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 人工腎臓導入期加算1
- 胃瘻造設術
在宅医療に関する認定
在宅療養支援病院(「第14の2」の1の(1)に規定する在宅療養支援病院)
当院は担当の医師又は看護職員を配置し、在宅医療を行っている患者様から、24時間連絡を受け付けております。患者様とご家族様の求めに応じて、当院又は訪問看護ステーションによる、24時間対応可能な往診及び訪問看護の体制を確保し、他の保健医療サービス及び福祉サービスとの連携調整も行っております。
在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
当院には在宅医療を担当する常勤医師が勤務し、継続的に訪問診療等を行うことができる体制を確保しております。保健医療サービス及び福祉サービスとの連携調整に努めるとともに、市町村在宅介護支援センター等に対する情報提供にも努めてまいります。
入院期間が180日を超える入院に関する事項
同じ症状によるご入院が通算180日を超えると、患者様の状態によっては健康保険からの入院基本料の15%が病院に支払われません。入院が180日を超えた日から選定療養の対象となり、入院基本料の15%は特定療養費として患者様の負担となります。
当院では、入院期間が180日を超えた日より、以下の金額が患者様の負担になります。
一般病棟 特別入院基本料1日につき1,010円(税込)
ただし、患者様の状態により、選定療養から除外される条件があります。詳しくは医事課へお問い合わせください。また、この日数には他の医療機関での入院期間も通算されます。当院で180日に達しなくても、他の医療機関の入院期間を合算して180日を超えた場合には、選定療養の対象となる場合があります。なお、これらは国の医療政策によるものであって、当院の収入が増加するものではありません。
入院に関する事項
各病棟の看護職員配置
看 護 師 | 看護補助者 | ||
配置数(1日当り平均) | 配置数(1日当り平均) | ||
患者:看護師 | 患者:看護補助者 | ||
地域包括ケア病棟入院料1 (看護職員配置加算)(看護補助者配置加算) | 東館2階病棟 (40床) | 10名以上 | 6名以上 |
13:1 | 25:1 | ||
東館3階病棟 (42床) | 10名以上 | 6名以上 | |
13:1 | 25:1 | ||
回復期リハビリテーション 病棟入院料3 (休日リハビリテーション供体制加算) | 本館2階病棟 (36床) | 8名以上 | 4名以上 |
15:1 | 30:1 | ||
本館3階病棟 (40床) | 8名以上 | 4名以上 | |
15:1 | 30:1 | ||
合計 | 158床 | 36名以上 | 20名以上 |
室料差額
本館2階病棟 | 本館3階病棟 | 東館2階病棟 | 東館3階病棟 | |
特別室 1床 (\11,000) | 特別室1 特別室2 | |||
個室1床 (\6,600) | 201、202 203、205 | 312 | 206、207 208、209 | 306、307 308、309 |
※各部屋の料金は、1日につき定められた料金であり、1泊に係る料金ではありませんのでご注意ください。
※室料差額は健康保険の適用は受けられません。
※感染症等、治療上の必要により入室した場合は徴収しません。
入院中の食事療養について
当院では入院時食事療養(Ⅰ)を算定しております。管理栄養士をはじめとして、医師、薬剤師、看護師その他の医療従事者が共同して患者様の栄養管理を行う体制を整備し、予め栄養管理計画を作成しています。食事は患者様の病状に応じて適切に提供され、朝食は7時30分、昼食は12時、夕食は18時に適温で提供されます。
ご負担いただく金額は以下の通りです。
食費相当額(1食あたり) | |
地域包括ケア病棟、 回復期リハビリテーション病棟 | 490円 |
ただし、次に該当する場合はそれぞれ以下の金額に減額されます。
- 標準負担額減額認定証の区分Ⅱをお持ちの方:1食につき230円
- 標準負担額減額認定証の区分Ⅰをお持ちの方:1食につき110円(東館2階 地域包括ケア病棟(療養病床)に入院されている方:1食につき140円)
- 1に該当する方で過去1年間の入院日数が90日を超えている場合(長期該当者) :1食につき180円
※「標準負担額減額認定証」をお持ちの方はご提示ください。
保険外の負担に関する項目
- 当院では、以下表の項目について、その使用料、利用回数に応じた実費の負担をお願いしています。
なお、衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収は一切しておりません。
※健康保険の適用は受けられません。 - 各種文書の郵送をご希望の方は、別途切手代をお支払いください。
- 予防接種はお住まいの市区町村の補助が利用できる場合があります。詳しくは医事課までお問い合わせください。
- 表に記載されていない項目につきましては、医事課までお問い合わせください。
- 下記料金は税込になります。
文書作成料金 | 診断書 | ¥3,300/通 | 日用品費 | 紙おむつ | ¥214/枚 |
証明書(入院) | ¥1,100/通 | 紙パンツ | ¥194/枚 | ||
診断書(成年後見人用) | ¥5,500/通 | 尿取パッド(昼用)ブルー | ¥51/枚 | ||
臨床調査個人票 | ¥5,500/通 | 尿取パッド(夜用)ピンク・白 | ¥122/枚 | ||
入院診断書/証明書 | ¥7,700/通 | 尿取パッドナイトロング | ¥153/枚 | ||
障害診断書(生命保険) | ¥7,700/通 | ティッシュペーパー | ¥63/箱 | ||
死亡診断書 | ¥5,500/通 | ウェットテッシュ | ¥226/箱 | ||
テレビ代(貸出) | ¥297/日 |
室料差額 | 特別室 | ¥11,000/日 | その他料金 | CD-R代 | ¥2,750/枚 |
個室 | ¥6,600/日 | フィルムコピー代 | ¥440/枚 | ||
予防接種 | インフルエンザ予防接種 | ¥3,300/回 | 紙パンツ(内視鏡用) | ¥407/枚 | |
肺炎球菌ワクチン | ¥9,000/回 | 死亡処置 | ¥27,500/回 | ||
浴衣代 | ¥3,055/枚 | ||||
院内感染防止対策に関する取組事項
1.院内感染防止対策に関する基本的な考え方
感染防止対策は、安心・安全な医療提供の基盤となるものです。当院は、感染防止対策を病院全体として取り組み、病院に関わる全ての人々を対象として、院内感染発生の予防と発生時の速やかな対応を行うことに努めます。
2.院内感染防止対策のための委員会のその他の当該病院等の組織に関する基本的事項
当院における感染防止対策に関する意志決定機関として、感染対策委員会を設置し、毎月1回会議を行い感染防止対策に関する事項を検討します。
また、感染対策チーム(ICT)を委員会内に設置し、感染防止対策の実務を行います。
3.院内感染防止対策のための従業者に対する研修に関する基本方針
職員の感染防止対策に対する意識・知識・技術向上を図るため、全職員を対象とした研修会・講習会を年2回以上行っています。
4.感染症の発生状況の報告に関する基本方針
法令に定められた感染症届出の他、院内における耐性菌等に関する感染情報レポートを作成し、感染対策チーム(ICT)での検討及び現場へのフィードバックを実施しています。
5.院内感染発生時の対応に関する基本方針
感染症患者が発生または疑われる場合は、感染対策チーム(ICT)が速やかに感染対策を行います。また必要に応じて、通常時から協力関係にある地域の他医療機関や保健所と速やかに連携し対応します。
6.患者等に対する当該指針の閲覧に関する基本方針
本取組事項は院内に掲示し、患者様及びご家族様などから閲覧の求めがあった場合はこれに応じます。
7.その他の当院における院内感染防止対策の推進のために必要な基本方針
院内感染防止対策の推進のため「感染対策マニュアル」を作成し、病院職員への周知徹底を図るとともに、マニュアルの見直し、改訂を行います。
平成29年4月 社会福祉法人 浴光会 国分寺病院 院内感染防止対策委員会