手作りの作業療法道具
作業療法では様々な道具を使ってリハビリをすすめます。市販されているものもたくさんの種類があり、当院でも多くの道具を用いて活用しています。一方、お手製のものもあり今回はその一部をご紹介します。
写真はお菓子の入っていたスチール製の缶箱を使用し、数字やひらがなをマグネットシートに書き込み、貼り付けたものです。ひらがなや数字は不規則に配置しており、リハビリではいったんマグネットをすべてはがして患者様に提示し、同じ文字を探して貼っていく作業をしてもらいます。パズルのように楽しみながら注意力や集中力を向上していただくことが狙いの作業活動となります。
手作りで制作しているので、文字の数を少なめなものにしたり多めにしたり、文字のサイズの大小を自在に作ることができるので、患者様の能力に合わせてバリエーションを増やしています。